翔は、どうしてアリエッティに「滅びゆく種族なんだ」と言ったと思いますか。
翔は自分自身が病気になって、死ぬかもしれないので、死ぬことをずっと考えています。自分と同じ状況がある生物がこのことについてどう考えるかは知りたいと思うので、翔は「滅びゆく種族なんだ」とアリエッティに言っていました。翔がそう言えば、アリエッティから自分が欲しい答えをもらえるだろうと思ったと思います。
（最後）「生きる勇気をもらった」「きみはぼくの心臓の一部」というのはどういう意味だと思いますか。翔のどんな気持ちを表していると思いますか。
翔が借り暮らしの一族が家を見つけられたから、すぐに引っ越さなければいけないことがわかって、小人たちが一生懸命生きている姿を見てから、「滅びゆく種族でも、生活し続けるため、頑張っている」と思うので、「生きる勇気をもらった」と言ったと思います。
翔はアリエッティが一生懸命生きる姿が好きだけど、また会えないかもしれないので、「君は僕の心臓の一部」と言った。その意味は、「会えなくてもアリエッティのことを心にずっと覚えている」と「アリエッティの生きる勇気は僕の心の一部になったから、明後日の手術をなんとか乗り切りたいんだ」という意味です。
この映画のテーマや、作った人が伝えたいことは何だと思いますか。
この作品を作った人が弱くても生きる希望を諦めないということを伝えたがると思います。